高齢者が明るい場所で眩しく感じる病気




高齢者が明るい場所で眩しく感じる病気

昼間の強い陽射しにさらされたときや、夜間に対向車のヘッドライトを見たとき、異常に眩しく感じられる場合があります。その原因としてはさまざまなことが考えられますが、高齢者においてはほとんどが加齢性白内障です。


■ 加齢性白内障

【自覚症状】光が眩しい、目がかすむ、視力低下、物が二重三重に見えるなど。また、初期症状として一時的に老眼が軽くなり、近くが見えやすくなることも。



加齢性白内障は高齢者のほとんどに発生する老化現象

白内障とは、目のレンズである無色透明の水晶体が白く混濁し、光の透過に支障を来たす病気のことです。高齢者の加齢性白内障では、水晶体の蛋白質成分が加齢とともに変性して微小な白い混濁点が発生し、その増加によって上記のような自覚症状が現れます。このような加齢による水晶体の混濁は、進行の度合いに個人差がありますが、誰にでも起こる自然な老化現象です。

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(C) 2017 よくある高齢者の病気(症状別)