高齢者の不眠が続くとき
就寝しようと思ってもなかなか寝付けないことや、ぐっすり眠れないなどの状態を不眠といい、日本人には5人に1人の割合で不眠の傾向が見られます。特に、60歳以上ではその傾向が強くなり、3人に1人が何らかの不眠の悩みを抱えていると言われています。
不眠の症状には4種類のタイプがあります。寝付きが悪いのを「入眠障害」、眠りが浅く何度も目が覚めるのを「中途覚醒」、早朝に目が覚めるのを「早朝覚醒」、ぐっすり眠れたという満足感が得られないのを「熟眠障害」と言います。ただし、その傾向があるからといって、直ちに病気とは見なされません。「不眠症」という病名がありますが、以上4種類の症状の何れかが1ヶ月以上続き、なおかつ、それによって日中に倦怠感や意欲・集中力・食欲などの低下が見られる場合に不眠症と診断されます。
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