高齢者の足のむくみから考えられる病気




高齢者の足のむくみから考えられる病気

足のむくみ(浮腫)は、さまざまな内臓疾患の症状として見られます。ただし、内臓疾患が原因の場合は両足が同じ様にむくむことが多く、片足だけがむくんでいる場合は、何らかの細菌・ウイルスによる感染症高血圧治療薬による副作用などが疑われます。ここでは、高齢者の両足のむくみから考えられる代表的な内臓疾患を紹介します。

■肝硬変 【自覚症状】初期症状は、食欲不振、疲れやすい、体重減少など。進行すると、足のむくみ、腹部膨満など。

ウイルス性肝炎・脂肪肝・アルコール性肝炎などの慢性肝疾患によって肝臓の組織が硬く変化し、肝機能が低下する病気です。肝硬変を来たした組織が蘇生することはありません。異常に気づいたときは、できるだけ早く内科を受診し、血液検査を受けてください。

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(C) 2017 よくある高齢者の病気(症状別)