高齢者の腰痛から考えられる病気
■変形性腰椎症(-ようついしょう) 【自覚症状】腰痛。
背骨(脊椎)は、約30個の椎骨(ついこつ)が強靭な繊維の束である靭帯でつなぎ合わされ、椎骨同士の間には緩衝材の役目を果たす軟骨の椎間板が挟まっています。変形性腰椎症は、背骨の腰の部分(腰椎)において、椎間板が加齢とともに縮小したり傷んだりして変形することにより椎骨同士が接触してこすれ合うことや、そこに骨棘(こつきょく)という突起が生じることで腰痛を発症します。腰痛は、長距離の歩行や長時間同じ姿勢でいたとき、あるいは体を使う作業をしたときや転倒したときなど、その直後や数日後に発症します。通常は、発症後に安静にしているだけで痛みが引きますが、痛みが継続するときや強い場合には、整形外科の診察・治療を受けましょう。予防や改善のための自助努力としては、減量、下半身のストレッチと腹筋・背筋の筋力トレーニングが有効です。
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