高齢者の暑がりと汗かきから考えられる病気 -2




多量の発汗をともなう同様の病気としてよく知られているものに、「甲状腺機能亢進症」「バセドウ病」があります。これらは、のどにある甲状腺の異常な働きによって、新陳代謝を促進する甲状腺ホルモンが多量に分泌され、全身の新陳代謝が過度に活発になる病気です。そのため、エネルギーの消耗が激しく、発汗量は増加して、体重は減少します。しかし、その患者は20代〜30代の女性が約半数を占め、高齢者では少なくなります。また、症状が出にくくなります。

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(C) 2017 よくある高齢者の病気(症状別)