高齢者の人に接するときは､まず相手の理性に訴えかける話し方と態度を心掛けましょう｡言いたいことが同じでも､言い回しや態度のわずかな違いで､相手の反応も異なってきます｡例えば､命令･指示するのではなく､お願いをします｡また､主張するのではなく､｢〜でよろしいですか｣と尋ねるようにうながしたり､｢どちらにしましょうか｣とこちらが希望していることとは別の選択肢も敢えて提示したりします｡そのような､相手を尊重する態度によって信頼を得ることができたら､頑固でわがままな態度もなくなり､素直な気持ちで話し合える関係になれるでしょう｡